2022-08-03

東西フリッカー交流レポ

 皆さんはフリックス・アレイをご存知だろうか。

 フリックス・アレイとはユージンさん提唱の次世代おはじき競技玩具で、簡単に説明すると自作の機体同士をぶつけ合ってHPを削り合うゲームだ。消しゴム落としや定規戦争を想像してもらえるとわかりやすいだろう。重さやサイズの規定はあるが、変形によるサイズオーバーはOKという自由度、相手を落とす以外のダメージソースによる奥深さ、プレイヤーの実力が顕著に出るルール、何より自分で作り出した愛機を駆る快感と、魅力については筆舌に尽くしがたい。
詳しいことは以下にリンクを貼るので是非読んむことを推奨する。むしろ読んだことを前提に文章が進む。

 さて、そんなフリックスアレイだが、個人発祥の一次創作とは思えないほどのコアな人気があり、発祥の地関東だけでなく関西、更には北海道や山口県などフリッカー(フリックスアレイのプレイヤー)は数が多い。そして先週の土曜日になんと関西勢が関東に来ることになり、関東勢と関西勢の交流会及び大会が行われることとなった。もちろん私も仕事を必死の思いで終わらせて参加した。

 参加したフリッカーは私を含め10人。何気にフリックス単体での会では最多人数となった。もちろん各自検温をした上で集まった。会場は神奈川県川崎市の某レンタルスペース。コンビニも近く飲み物の自販機もかなり安い好立地だ。(モンエナが180円だった。)最初にフリーバトル、昼休憩を挟み大会、第1回スーパーグレートフリックスカップを行った。史上初?のフィールド3面設置、集まった機体数もとんでもない大規模な会だ。
正に圧巻の光景だ。

 実は私もほとんど使っていない機体も持ち込んだ。というより、現在手元にある全ての機体を持ち込めたはずだ。北海道からやってきたフェイト、ステンレス製のヤバかち上げ機体ブルコサミンまで参戦した。クロノギアみたいな、実用性以外のところを重視したバトルに出てこない機体の名前でもリサーチしてくる関西勢には驚いた。我々が研究されている……!

 今回私がとても楽しみにしていたことの一つが関西の精鋭たたみねさんとの邂逅だった。私がフリックスを始めた頃から是非会いたいと思っており、地味なニアミスをしたりと中々会えなかったがついに6年越しの出会いを果たせた。
主人公機体同士のツーショットの夢もようやく叶った。

たたみねさん作成のゲーム、「フリップトラベラーズ」登場機体も勢ぞろい。

 残念ながらフリーバトルの様子は撮影できていない。楽しかったから。すまない。ルナ=ルチリアや、ようやく塗装が完了した製作中ちゃん、もといルナ=ルーンオーラを使い存分にバトルをした。ルーンオーラ使いこなすの難しいな……紹介記事はまた別の機会に。

時にはこんな遊びをしたりとバトル以外も充実……

いや、なにこれ


 そんなこんなで大会が始まる時間となった。私が選んだ機体は最初期からの相棒キセノサイドエンジェルとルナ=ルーンオーラ。結果として最後までキセノさんを使ったのだが正解だったかもしれない。

参加機体の皆さん

さて大会が始まった。一戦目はharryさん。様々なギミック機体で複雑な攻撃をしてくる強敵だが結果は

1ダメージも与えられず完敗。何で????キセノさんフリバで使ってもらえなくて拗ねちゃった????
たくさんバトルしたかったのかもしれない。

 幸いなことに(人数的な都合もあり)敗者復活戦も行われた。復活戦を制した人がユージンさんと戦い決勝リーグへ復活するのだ。……詳しい展開は是非ユージンさんの記事を読んで欲しい。動画もあるので熱気を感じられるはずだ。

 そんなこんなで(書ききれないほど楽しかったので雑な締めだが)大盛況で終わった交流会。関東とは異なる発展を遂げた関西勢とのバトル、初見機体の恐怖、自分に合ったフリップスペルの模索、様々なインスピレーションを得る機会など本当に価値のある時間だった。
概ね同期組

今後どのような機体を作っていこうか、どんな遊び心を発揮させようか、どんな方法でマルチリアバースを実現しようかなど今でさえ余韻が残っている。バーチャルフリックスランド計画も進めたいところだ……

2022-01-25

「FT-7」製作録

フリックスアレイを嗜む人、フリッカーにとって100円ショップは宝の山です。パテや塗料、工具が安価に手に入り、洗濯バサミなども工夫次第で立派な機体のパーツになり、時には微塵も浮かばなかったアイディアが生まれる時もあります。今回私が制作したフリックス、「FT-7」もそんな奇跡の出会いがもたらした新機体と言えるでしょう。
フリックスアレイをご存知ない方は先にこちらをご覧ください。
フリックスアレイ公式サイト

こちらがなるる作タロット機体の戦車担当、FT-7、サイドに取り付けられた6個のローラーが直進性を生み、フロントに取り付けられた砲身と傾斜のついた装甲で攻撃をする小型フリックスです。重量は30g弱とかなり軽めですが圧倒的機動力(なるる宅基準)でフィールドを駆け回ってくれるでしょう。他にも直進性と機動力を活かしてレースでも活躍してくれそうです。
ちなみに名前の由来は「フリックスタンク7号」。タロットカードの戦車が7番なので7号です。シンプル。

さて、この機体ですが、特徴的なのが曲げられた金属製のステーを多用していること。これこそ今回私がダイソーにて出会ったパーツなのです。
なんとこのパーツ群はメタリックパズルのピースとしてセット売りされていたのです。しかもモチーフが戦車であり、まだ製作していなかったタロット枠にジャストフィット!最初は車輪も流用しようとしたのですがベースが割れてしまったので細い軸で取り付けられるミニ四駆のローラーを採用しました。

ちなみに中身はこんな感じ。ちょっとしたプラモデル感覚で作れました。
本来の形で完成したのがこちら。この時点ですでに小型フリックス感が溢れまくっていますね。

塗装部分は油性ペンを使用しました。塗りムラがいい感じに迷彩っぽく見えたらいいなぁと思いましたが、実際は……うーん?まあいいか。
フリックスとして組み立てるときに注意した点として、砲身先端がネジ部むき出しだと流石に危ないのでナットを接着剤で止めたことでしょうか。あとは各所を外れないように接着する、あるいはロックナットを使用するくらいです。

接着剤やミニ四駆のローラー、塗装用のペンとオリジンベースを除いてなんと110円で、全部合わせてもわずか500円ちょっとで製作できてしまったこの子。これからバトルやレースで活躍してもらいましょう。
「ガンバルゼ」

2022-01-16

ブログ始めてみようか

皆さんはじめましてorこんにちは。楽しいことをするサークル『Rutilated』の代表のなるると申します。

……と言ったものの、自分で作ったものから遊んだものまで色々と記録に残しておくためにブログを開設したので、記事の内容としてはかなり雑多になるかと思います。

まあそんな感じでゆるーくよろしくお願いします。

東西フリッカー交流レポ

 皆さんはフリックス・アレイをご存知だろうか。  フリックス・アレイとはユージンさん提唱の次世代おはじき競技玩具で、簡単に説明すると自作の機体同士をぶつけ合ってHPを削り合うゲームだ。消しゴム落としや定規戦争を想像してもらえるとわかりやすいだろう。重さやサイズの規定はあるが、変形...