2022-01-25

「FT-7」製作録

フリックスアレイを嗜む人、フリッカーにとって100円ショップは宝の山です。パテや塗料、工具が安価に手に入り、洗濯バサミなども工夫次第で立派な機体のパーツになり、時には微塵も浮かばなかったアイディアが生まれる時もあります。今回私が制作したフリックス、「FT-7」もそんな奇跡の出会いがもたらした新機体と言えるでしょう。
フリックスアレイをご存知ない方は先にこちらをご覧ください。
フリックスアレイ公式サイト

こちらがなるる作タロット機体の戦車担当、FT-7、サイドに取り付けられた6個のローラーが直進性を生み、フロントに取り付けられた砲身と傾斜のついた装甲で攻撃をする小型フリックスです。重量は30g弱とかなり軽めですが圧倒的機動力(なるる宅基準)でフィールドを駆け回ってくれるでしょう。他にも直進性と機動力を活かしてレースでも活躍してくれそうです。
ちなみに名前の由来は「フリックスタンク7号」。タロットカードの戦車が7番なので7号です。シンプル。

さて、この機体ですが、特徴的なのが曲げられた金属製のステーを多用していること。これこそ今回私がダイソーにて出会ったパーツなのです。
なんとこのパーツ群はメタリックパズルのピースとしてセット売りされていたのです。しかもモチーフが戦車であり、まだ製作していなかったタロット枠にジャストフィット!最初は車輪も流用しようとしたのですがベースが割れてしまったので細い軸で取り付けられるミニ四駆のローラーを採用しました。

ちなみに中身はこんな感じ。ちょっとしたプラモデル感覚で作れました。
本来の形で完成したのがこちら。この時点ですでに小型フリックス感が溢れまくっていますね。

塗装部分は油性ペンを使用しました。塗りムラがいい感じに迷彩っぽく見えたらいいなぁと思いましたが、実際は……うーん?まあいいか。
フリックスとして組み立てるときに注意した点として、砲身先端がネジ部むき出しだと流石に危ないのでナットを接着剤で止めたことでしょうか。あとは各所を外れないように接着する、あるいはロックナットを使用するくらいです。

接着剤やミニ四駆のローラー、塗装用のペンとオリジンベースを除いてなんと110円で、全部合わせてもわずか500円ちょっとで製作できてしまったこの子。これからバトルやレースで活躍してもらいましょう。
「ガンバルゼ」

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